お葬式のご依頼から終了までの流れ
(6月6日・北斎場・福祉葬・3名)
ご家族様から
「大阪市での福祉葬をお願いします」
とのお電話があり、詳しいご事情をお伺いいたしました。
コロナ禍のために収入が減った状態で葬儀費用に困っていらっしゃり、また故人様が生活保護受給者とのことで大阪市の東淀川区役所に相談し、一旦、施設長様が施主という形で福祉葬の申請をされたとのこと。
既に区役所ともお話が済んでおり、福祉葬の手続きの許可は頂いているとのことでした。
そのため、まず病院に寝台車にてお迎えに上がり、故人様は施設に入居されており、ご安置できるご自宅がないため、故人様をお預かりする霊安室に搬送し、安置いたしました。
その後、東淀川区役所へ向かい、ケースワーカー様より書類を預かりました。
その足で故人様の入所されていた施設に向かい、施主である施設長様にご記入頂き、区役所へ戻ります。
その場で福祉葬を申請し、死亡診断書を火葬許可証に変えて北斎場へ向かい、福祉葬の申込みを済ませました。
また、北斎場の式場を借りずにお見送りされるご意向のため、火葬式という形で提案し、ご了承頂きました。
火葬の前日。北斎場霊安室に故人様を搬送して、火葬当日にお別れの時間をもうけられるよう手配いたしました。
火葬式当日は、皆様に少し早めにお集まり頂き、北斎場霊安室で5分ほどお別れの時間を過ごされ、福祉葬の中に含まれている読経料で真言宗のお寺様に読経を賜り、故人様をお見送りいたしました。
今回は施設長様が施主様になっているため、お骨引渡しはご家族様に直接はできないこととなっております。
一旦、斎場保管となりなして、後日、ご家族様が東淀川区役所に出向かれ、遺骨引渡しの手続きを済ませ、北斎場でお骨を引き取りになられることとなりました。
福祉葬は色々なケースがございますが、その時々でご家族様のご意向に沿った最適な提案をさせて頂きます。どうぞお気持ちを楽にしてご相談ください。