小林斎場式場 福祉葬 15名

「大阪市で福祉葬をお願いしたいのですが…」
と最初のご連絡を頂き、深夜のお電話でしたので、まずは寝台車で故人様を病院にお迎えに上がりました。
福祉葬のご相談だったため、翌朝の一番に西成区役所の生活支援課に連絡して頂き、区役所で待ち合わせし、面談に臨みました。
故人様と喪主様が生活保護受給者で、喪主様が申請されるということで、こちらのケースでは福祉葬の認可が下りやすくなっております。
死亡診断書・通帳・認め印を持参してケースワーカーさんにお会いし、面談をして頂いて、無事福祉葬の認可を頂きました。
大阪市で福祉葬の認可が下りた場合には、大阪市立斎場の式場を無料でお借りできますので、2日間付き添われてのお別れが可能です。
そのため、式場を予約し、スムーズにお通夜を執り行えることとなりました。
予約したのは小林斎場式場で、夕方から式場を飾付けいたしました。
また、大阪市民葬センターでは、福祉葬の場合でお寺様の炉前の読経を賜らない場合は、シンプルな花祭壇と遺影写真をご準備しております。
今回のご依頼では、ご家族様はこの祭壇と遺影写真を選ばれました。
当日のお通夜で慌ただしいながらも、ご家族様は夕方に式場へお越しになり、会場等の説明を受けられてから、お別れ会となりました。
お葬式当日。
故人様の旧友でお寺様のお友達がいらっしゃり、お布施無しでお葬式の読経を頂き、滞りなく閉式となりました。
その後はお別れの儀に移り、祭壇やお供えのお花を切り故人様に手向けて頂き、御閉棺となりました。
故人様は昔から石原裕次郎氏の大ファンとのことで、出棺の折には
【わが人生に悔いなし 】
という曲をかけて隣の小林斎場へ近親者の手に抱かれご出棺となりました。
小林斎場でお別れを済まされると、お骨拾いまで2時間ほどございます。
コロナ禍のため各ご家族様でお食事に出られ、2時間後に小林斎場市民休憩室にお戻りになり、お骨拾いを済まされお帰りになられました。
福祉葬の認可が下りますと、大阪市立斎場の式場を無料で借りることができます。
このように、ご家族様のご事情に合わせて最適な提案をさせて頂きます。いつでも当社までご相談ください。