安養寺えん会館にて一日葬でお見送りになられた家族葬の実例

大阪市民葬センターの宇山です。

この記事は、大阪市立北斎場式場を希望されましたが予約が詰まっており、日程の関係から北斎場近くの安養寺えん会館で一日葬を執り行われたお葬式の記事になっております。是非ご参考になればと思います。

お電話にて、北斎場で一日葬をお願いしたいのですが…と連絡をいただきました。
大阪市立斎場予約システムで北斎場の予約状況を確認しましたら、空いている日が5日先で火葬場も4日先となっていたため、北斎場近くの安養寺様が運営するえん会館の事をお話ししました。

日程が早くなるのであればお願いします…とお返事をいただき、安養寺えん会館の空き確認を取り、都合の良い日程で空いておりましたため北斎場の火葬の予約を合わせて済ませ日程が確定しました。

その事をお客様へ伝えお葬式の御依頼をいただき、故人様が施設でご逝去されましたため寝台車とともにお迎えにあがり、故人様の自宅は無いため預かり霊安室へ搬送し、一日葬までお預かりする事になりました。

その後、打合せを北斎場の2階で行い下記のような見積りになりました。

市民葬24.8 　　　272,800円
アシスタント 　　15,000円
えん会館1日料金   30,000円
預かり霊安室追加 22,000円

総費用　　　　　 339,800円
御寺院　菩提寺のため不明

打合せを終え、死亡診断書の届け出の部分に故人様のお名前・生年月日・御逝去年月日・住民登録地・本籍地・婚姻の詳細などを記入して貰い、届け出人の方のお名前・住民登録地・本籍地・生年月日・続柄・斎場名・連絡先を記入していただきました。
原本は役所へ提出すると戻って来ないためコピーを取り遺族様へ手元の控えとして保存してもらい、今後の死亡証明のため保存して頂きました。

故人様の住民登録地が大阪市東淀川区でしたので大阪市東淀川区役所の戸籍課へ死亡届け（死亡診断書）を行い火葬許可証へ変えて貰い、北斎場事務所で火葬の申込みを済ませ手続きを終えました。

安養寺えん会館での一日葬当日は朝11時より式場内へ祭壇の飾付けを行い、故人様はお棺の中へ納棺して祭壇前へ安置しました。

12時頃に遺族様が安養寺えん会館へお越しになり故人様と対面され、その後に司会者と1日のスケジュールの打ち合わせを行い14時まで故人様との時間を過ごされました。

13時30分頃にお寺様が式場入りされ、遺族様へお布施の案内をさせて頂き法名と中陰表のご説明を受けられ、定刻14時よりお寺様に式場内へご入場頂きお葬式と式中初七日のお経を賜りました。

お経は30分ほどで終わりお寺様が退席されお葬式は閉式となり、故人様とのお別れの時間になり祭壇やお供えのお花を切り故人様へ手向けられ、大好きだったお酒で口を湿らせ残りのお酒は紙コップへ移し替えお棺の中へ収めお棺の蓋を閉棺し、安養寺えん会館より北斎場へ寝台霊柩車でご出棺となり北斎場へ火葬入場を済まされました。

火葬から収骨までの間は北斎場市民休憩室でお待ちになり、2時間後に収骨を済まされお帰りになられました。