安養寺えん会館ー大阪市民葬センターの葬儀実例

大阪市民葬センター宇山です。
こちらの記事は、大阪市立北斎場の式場をご希望されておられましたが、日程的に少しでも早くお葬式を行いたいとのご要望で、北斎場のお近くにございます、安養寺さまの”えん会館”をご利用しての一日葬のお葬式実例となります。

早朝、ご家族さまよりお電話を頂きまして「叔母が亡くなりまして、お葬式をお願いしたいのですが」と、ご連絡をいただきました。

すぐにご指定の病院へと指定時間に搬送車を配車しまして、故人さまのお迎えにあがりました。

故人さまは入院生活が長く、すでにご自宅は引き払われており、御安置場所は、弊社が提携させていただいております、お湯灌、エンバーミング等の専門業者、CSCサービスが運営しております、APセンターへと搬送、御安置いたしました。

APセンターのロビーにてご家族さまと葬儀の日程、プランの打ち合わせを行いました。

以前の記事にも書いておりましたが、ここ数ヶ月、大阪市立斎場（瓜破斎場、北斎場、鶴見斎場、小林斎場、佃斎場）の5斎場のうち、小林斎場、佃斎場が修繕工事のため受け入れ中止、一部受け入れ制限となっており、鶴見斎場は、新型コロナウイルスでご逝去された方々の専用火葬場となり、

実質稼働している火葬場は瓜破斎場と北斎場の2斎場となり、大阪市の人口比率から鑑みても、火葬炉が全く足りていない状況となり、火葬まで4、5日かかる日々が続いておりました。

また、火葬予約も、毎日、午前0時を迎え、大阪市立斎場予約システムのページが更新されなければ予約ができない状況であり、午前0時5分には全ての火葬予約が埋まる状況であることなどを、

打ち合わせ時にご家族さまへご説明を行い、北斎場の式場利用となると、なお予約困難（北斎場の式場を使うことにより、霊柩車、マイクロバス等の移動費をコストカットできるため人気があり、式場を予約する方が多いため）な状況になり、お葬式のお時間がなかなか決まらない恐れもあることをご説明させていただきました。

そこで私は、参列するご家族さまが5名さまであれば、北斎場のお近くにございます、安養寺さまの”えん会館”でのお葬式をご提案させていただきましたところ、ご納得いただきまして、えん会館ご利用の北斎場は火葬炉だけの予約を行い日程、式場が確定いたしました。

打ち合わせ翌日にご当家の菩提寺さまである御寺院へ、お位牌と故人さまの詳細、お葬式を行う“えん会館”の地図をお持ちしまして、役所、火葬場の手続きを行い、その日の業務を終了いたしました。

一日葬当日は、午前9時より飾り付けを開始しまして、9時30分にはご家族さま式場へご集合いただき、定刻10時30分より、枕経、通夜経、葬儀、式中初七日のお勤めまでを一度に賜り、式辞式典は滞りなく終了し、故人さまは北斎場へとご出棺、火葬入場を行いました。

火葬入場から約２時間後、無事にご収骨を終えられましたご家族さまは故人さまのご遺骨を大切に抱えられて帰路へとつかれました。

この度は、ご当家の菩提寺さまでございましたが、ご家族さまの強い希望で、一日葬、式中の初七日をご無理をお願いして行っていただきました。

大阪市民葬センターでは、ご家族さまのご希望になるべく沿う形でお葬式をとり行わせていただきます。

どうぞお気持ちを楽にしてご相談ください。