故人様の遺言で月江院でお見送りになられた家族葬の葬儀実例

大阪市民葬センターの宇山です。
この記事は故人様が生前から、俺が亡くなったら月江院で送って欲しい…とご家族様にお伝えされており、家族葬でお見送りになられた実例です。

8時くらいに月江院でお葬儀を執り行いたいのですが…と連絡を頂き、先ず月江院へ連絡して空き確認をして、安置から葬儀までの予約を入れました。

住吉区の急性期医療センターで御逝去され、故人名と病室の部屋番号を伺い寝台車でお迎えにあがり月江院へ搬送しました。

月江院に到着後、故人様を安置して枕飾りを設置してお身体へドライアイスをあて打合せに入りました。

葬儀プランは市民葬37.5の祭壇をお気に召し、オプションで親族一同供花を足され葬儀の見積りを終えました。

その後は役所・斎場の手続きのため死亡診断書の届け出の部分に故人様の詳細と届け出人の詳細を記入して貰いお預かりさせて頂き、原本のコピーをとり控えを遺族様へ返却しました。

死亡診断書の原本を住吉区役所戸籍課へ提出して火葬許可証にしていただき、大阪市立瓜破斎場管理事務所にて火葬の申込みを済ませ手続きを終えました。

通夜当日は昼過ぎに月江院式場へ生花祭壇と供花の設置をさせて頂き、15時30分より月江院霊安室にて故人様に仏衣をお着せしてお棺へ納棺させて頂きました。

納棺後はお棺を式場の祭壇前へ安置して、本日も故人様のお身体を守るためにドライアイスをあてましてお棺の蓋を閉じました。

その後、司会者と葬儀の打合せに入り家族葬でも6名様だけですので、特に指名焼香も無く弔電の拝読も無く、明日の火葬のお時間に召し上る仕上げ料理の数量だけ明日お伝え頂くことを伝えて打合せを終えました。

定刻18時より住吉区墨江にある松宝寺様をお迎えして通夜のお勤めを賜りました。

お勤めは30分ほどで終わり法話を賜り、終了後は退席され通夜は閉式となりました。

お寺様退席の後は式場内にテーブルを並べ通夜振る舞いをご準備し、翌朝までお過ごしになられました。

お葬式は10時よりの開式ですので、8時にスタッフが式場入りして通夜振る舞いの片付けを行い式場内を整えました。

その後は当家様と仕上げ料理の最終確認、瓜破斎場入場の際の車両の確認を済ませ1日のスケジュールをお伝えして開式までお待ちになられました。

定刻10時よりお葬式を開式し、お寺様式場内へご入場頂きお経を賜りました。
喪主様よりお焼香を賜り滞りなく閉式となり、式中初七日までお経を賜りお別れの儀へ移りました。

祭壇とお供えのお花を切り遺族親族様へお渡しして故人様へお花を手向けられ、お顔周りと身体へ花飾りされ、お供物も併せて納めお棺の蓋を閉じ出棺の準備へ入りました。

式場内より寝台霊柩車へ近親者の方にお手添えを頂き、乗棺して霊柩寝台車の扉を閉じました。

故人様の自宅が月江院の近くで、家族様の意向により自宅を周り大阪市立瓜破斎場へ向かいました。

瓜破斎場での火葬入場はお焼香でお別れを済まされ、収骨までの約2時間、近くのなごみ庵きたはまへ移動して精進落としを召し上がられました。

ご収骨のお時間が近づきましたら、瓜破斎場へご案内し、瓜破斎場市民休憩室で少しお待ちになり火葬入場した炉前にて収骨を終えられお帰りになられました。

遺族様より、故人の遺言を守れて、またいろいろとお気遣いを頂き思った以上に祭壇も立派で綺麗でしたので家族一同喜んでおります…とお言葉をいただきお見送りさせて頂きました。