お葬式に実際にかかった総額費用もご案内

葬儀実例の詳細

利用プラン 市民葬37.5
葬儀形態 家族葬
会葬者 親族16名様
宗教 融通念仏宗
式場 新平野西コミュニティ会館

お葬式の費用内訳

プラン内容

※こちら横にスライドしてご覧いただけます

項目 内容 項目 内容
祭壇 生花祭壇 210センチ 寺院用具
白布棺 受付用具
骨壺 本骨箱、胴骨箱 焼香用具
仏衣 サテン仏衣 ドライアイス 2日間
枕飾り 後飾り一段 位牌
寝台車 病院〜自宅 寝台車 自宅〜新平野西コミュニティ会館、会館〜瓜破斎場
位牌 白木位牌 お預かり霊安室 2日間
遺影写真 カラー 名貴 六尺名木
式進行 2日間 案内看板 2枚
セレモニー
アシスタント
2日間 火葬料金 大阪市民1万円・堺市民2万円プランに含まれてます
運営スタッフ 2日間 出棺用花束
手続き代行 役所斎場手続き 自宅用花かご

小計①(葬儀社へ支払い)プラン費用:412,500円(税込)

オプション内訳

項目 内容 金額
供花 親族一同 44,000円
通夜供養 15個プラン内
当日供養 19個使用(15個プラン内)@550円×4 2,200円
会葬礼状 簡易礼状
お湯灌 77,000円

小計②追加費用:合計79,200円(税込)

追加費用内訳

項目 内容 金額
式場使用料 新平野西コミュニティ会館 55,000円
宗教者お礼 菩提寺のため不明
通夜料理 当家様ご準備
当日(仕上げ料理) なごみ庵きたはま@5,280円×16食 84,480円
出棺用 マイクロバス 出棺・お骨拾い 最終 新平野西コミュニティ会館 44,000円
供花1対 親族一同 1対 44,000円

小計③追加費用:合計227,480円(税込)

総費用合計(小計①+小計②+小計③)
719,180円(税込)

お葬式のご依頼から終了までの流れ

「新平野西コミニティー会館」を利用した家族葬の実例  親族16名様

大阪市民葬センターの宇山です。
この度のお葬式実例は、知人の方からご紹介をいただき、事前相談、お葬儀のご依頼となりました。

以下、葬儀のご依頼から終了までの流れとなります。
また、最後に時系列も載せておりますので、是非、最後までご覧ください。

知人のご紹介で連絡を頂き、お母様が厳しい容態なのでお葬儀の流れや費用について事前に相談しておきたいとのご要望で、ご自宅へ伺いました。

初めに、宗旨と寺院名をお尋ねしましたら「浄土宗」との事でしたので、菩提寺様にご連絡し改めて確認させて頂きましたところ、「融通念仏宗」との事でした。

ご本尊様が「南無阿弥陀仏」の場合、代表的な宗派でいうと、天台宗、融通念仏宗、浄土宗、浄土真宗があり、宗旨のお間違えなど、多くございます。大阪市民葬センターでは菩提寺様の場合、必ず、お寺様にご確認をさせて頂いております。

ご家族さまは、もともと地元の商店街で、お店を営まれており、取引業者や、昔ながらのお付き合いも幅広く、昨今のコロナ禍の為に、近しいお身内の方だけで、執り行われる家族葬の形式でお見積りをご希望されました。
また、参列下さる親族様の事も考え、地下鉄平野駅近くの新平野西コミュニティ会館を
ご検討されているご様子でございました。

事前のご相談では、葬儀プランは市民葬48.8で、オプションでは、親族一同の供花とマイクロバスを含めてのお見積りとなりました。
愛妻家のご主人で奥様の容態を心配なされる中でのお話でしたので、少しでも不安の無いように
「24時間対応できます。いつでもお電話をお掛け下さい。」
とお伝えし、失礼致しました。

それから2日後の夕方に、息子様から「母が亡くなりました。」とご連絡を頂きました。

12月は時節柄、火葬の予約も多く、直ぐに大阪市立斎場予約システムにアクセスし、瓜破斎場のページで火葬の予約と、自治会の方に連絡し
新平野西コミニティー会館の予約をして日程が決まりました。

長女様のご家族が遠方にお住まいとの事もあり、2日後のお通夜で安心もされているご様子でした。

大阪市阿倍野区にある大阪市立大学医学部附属病院へ寝台車と共にお迎えに上がり、入院も長く、自宅に戻れてなかったので、連れて帰ってあげたいと言う、家族様の思いもあり、ご自宅へ搬送し、ご安置となりました。

故人様のお身体をお守りするためにドライアイス処置を施し、枕飾りを設置してお打合せに入りました。

事前相談の見積りよりプランを市民葬37.5へ変更され、親族一同の供花と、マイクロバス。
最期は綺麗にしてあげたい思いも強く、お湯灌もご希望されました。

その際に遺影になりますお写真も選んで頂きます。

いつも笑顔で包んでいて下さった故人様。

これからもその笑顔で見守ってくれます様にと、素敵な笑顔の1枚を選ばれました。

まず手続きとしては、大阪市立瓜破斎場で火葬の申込み、死亡診断書の左側の届け出のところに故人様と届け出人の詳細を記入して貰い、平野区役所に提出します。

原本は戻ってこないため数枚コピーをお取りしておきます。

平野区役所に提出して火葬許可証に変え、大阪市立瓜破斎場の事務所にて火葬の申込みを済ませました。

新平野西コミニティー会館は地下鉄メトロ谷町線平野駅より歩いて5分程度の所にあり普段は地域の催し物や会議などで利用されておりお葬式が入りましたら、優先して貸して頂けます。

お通夜当日は朝の10時より設置されているテーブルを片付け、お葬式の式場として祭壇等を設置した際に少しでも見栄えが良くなるように、式場装飾幕を行い、祭壇などを設置します。

13時に自宅から新平野西コミニティー会館へ寝台車で搬送し会館の和室にて13時30分よりお湯灌の儀。

その時に生前の愛用のお洋服を着せて差し上げます。
故人様はお着物もお好きでいらしたので、愛用の着物の着付けをして御納棺しお化粧もしてお湯灌の儀を終えました。

そのまま家族様は司会者とお通夜・葬式の打合せのお時間となりました。
お打ち合わせの中で明日は参列出来ない親族様もいらっしゃるとの事で、
故人様へのお手紙としてお通夜時に参列下さった方々に色紙にメッセージを書いて頂いたり、家族様のスマートフォンで集合写真もお取り致しました。

前日にご自宅で枕経のお勤めは頂いていて、お通夜時にお位牌をお預かりしました。

檀家のお寺様の場合には、亡くなられた連絡は当家様よりお寺様にお伝えして頂きます。

定刻18時よりお通夜開式となり式場内にお寺様をお迎えしお勤めを賜りました。

お読経の中で喪主様(ご主人)より順次ご焼香に進まれました。

お経の後に法話を頂き、お寺様退席。
喪主様よりのご挨拶の後にお通夜は閉式となりました。

奥の和室に通夜振る舞いのご準備も整っており、召し上がって頂く事もお供養になります。
皆様は賑やかに談笑され過ごされていました。

お葬式当日、開式2時間前の8時30分にスタッフも式場に入り、お打ち合わせでは、仕上げ料理の数量・弔電の拝読順、ご焼香のお読み上げ、納棺品などの最終確認をしてお葬式開式までお待ち頂きました。

本日だけ、ご参列の親族様もいらして、昨日同様に スマートフォンで、集合写真もお取り致しました。

定刻10時30分よりお寺様式場内へご入場。
ご弔電の拝読、ご焼香は喪主様と留(※1)の方のお二方だけお読み上げでした。
※1 留について最後に補足説明を記載しております。

お寺様 退場の後は本日も喪主様よりのご挨拶を賜りました。
皆様へのお礼の言葉と共にご夫婦で色んな所に旅行された思い出やエピソードも話され、ご夫婦の仲の良さ、家族を大切にされていらした故人様の思いが伝わって参りました。

そして、お別れの儀に移りお棺の蓋を開けて、祭壇やお供えのお花を故人様に手向けて頂きました。

お好きなお菓子。甘い珈琲が大好きだったので、樒の葉っぱで浸しお口元にお運び頂きました。

少し前にお誕生日を迎えられた故人様。
家族様からプレゼントとしてケーキを入れられました。

そして皆様から頂いた色紙のメッセージも捧げお棺の蓋を閉じました。

お棺の上に長女様よりお別れ花を手向けて頂きご出棺に移りました。

寝台霊柩車までは、お孫様、ご兄弟の方のお手添えを頂き喪主様もご乗車されました。

後の親戚様はマイクロバスにお乗り頂き大阪市立瓜破斎場へ
ご出棺されました。

大阪市立瓜破斎場では、お顔を見る事も叶わず、儀式としてどの宗派(仏式)にも問わずの、ひとつまみ1回焼香でのご案内です。

お骨拾いまでのお時間は瓜破斎場近くのお食事処なごみ庵「きたはま」で仕上げ料理を召し上がり、お過ごし頂きました。

お骨拾いのお時間に合わせて瓜破斎場市民休憩室へお戻り頂き、お骨を納められたのちには、新平野西コミニティー会館へ戻り、繰り上げましての初七日法要を執り行い全ての儀式行程を終了となりました。
(道中は全てマイクロバスでのご移動です。)

お葬儀に対しては突然の事もあり、心の整理もつかぬままに その時を迎える事もあります。大切な方を亡くされた家族様。

あの時、こうしてあげたかった…。と少しでも悔いの残らない様に ご家族の気持ちに寄り添って行きたいと思います。

ご最後まで、ご観覧頂きありがとうございました。

【タイムスケジュール】
12月16日
13時自宅迎え

13時30分よりお湯灌
新平野西コミニティー会館にて

16時 式場へお越し下さい。
司会者との打合せ

お棺の中へ納めたい物とお供物忘れずにお持ち下さい

18時 お通夜開式

18時30分前後  お通夜閉式

その後は、お食事のお時間となります。

12月17日 お葬式当日

8時30分 スタッフ式場入り

お料理の数量、最終確認とお葬式の打合せ

10時30分
お葬式開式

11時00分前後 お葬式閉式

お別れの儀

故人様との最後の対面となります
式場から出棺しましたらお顔を見ることが出来ませんのでご了承下さいませ。

お花を手向けたりお棺の中へ入れてあげたい物が有ればこの時が最後となりますので入れ忘れた物が御座いましたら納めらますので宜しくお願いします

12時00分

瓜破斎場へ入場

瓜破斎場火葬入場の後、近くのお食事処へ移動しお骨拾いまでの約2時間お食事を召上がりご休憩のお時刻となります。

お料理屋さんからお葬式のお料理代金の清算がお骨拾いの前にお声が掛かりますのでご清算よろしくお願いします

お骨拾い
13時30分から14時00分

お骨拾いのお時間になりましたら瓜破斎場までお越し頂きお骨拾いをします。

再度、新平野西コミニティーにバスで戻り初七日法要を執り行います

予定では15時前後に儀式全てご終了となります。

お時間は全て前後して参りますのでご了承くださいませ。

当日までに必要な費用

式場料金55,000円
お寺様のお布施
当日の料理代
貸し布団1組@3300円

★お供養
通夜50個
式 50 個の準備
※1 留とは「留め(とめ)焼香(しょうこう)(止め焼香)」のことを言います。
留め焼香(止め焼香)とは(以下、留め焼香に統一)
お若い方は「留め焼香」という言葉を聞いたことすらないかもしれません。まずは、留め焼香の意味について見ていきましょう。

留め焼香とは、西日本を中心に伝わる焼香の方法です。「止め焼香」や「総留め(止め)焼香」などと呼ばれることもあります。
一般的に、焼香は故人から血縁の濃い人からします。しかし、留め焼香は故人と最も血縁の濃い兄弟(姉妹)が最後に焼香するよう調整します。

留め焼香の意味
留め焼香の目的は、遺族や親族、参列者の揉めごとを防ぐことです。
先述したように、焼香は故人に親しい(血縁の濃い)人間からしていくことになりますが、このときに焼香の順番が前後することで、親族間での揉めごと防ぐための役割です。

焼香順位で揉めごとに発展し、問題が大きくなれば、親族の関係が絶たれてしまう恐れがあります。

そこで、最後に故人と最も血縁が濃い人が留め焼香をすることで、「関係(血縁)が深い人が最後に焼香したのだから、ほかの人も順不同でご容赦ください」という意味を持たせるのです。

総留め焼香とは、留め焼香は親族焼香での留めです。
総留め焼香は、親族、代表(指名)、一般参列者の焼香すべての留め焼香になります。

地域によっては、代表(指名)留め焼香もございます。