大阪市立北斎場中2式場で小規模一般葬の実例

大阪市民葬センターの宇山です。この記事は、突然警察署の方から連絡が入り、お父様の御逝去を知らされてからお葬式終了までの流れを記事にしてますので、ご参考になればと思います。

お電話にて、故人様の次女様より連絡を頂き、北斎場式場を利用したお葬式を執り行いたいと連絡を頂きました。

大正警察での検死も済みお迎えにいつでも来てください…との事でしたので、まずは故人様をお迎えにあがり預かり霊安室へ搬送し、大阪府監察医事務所へ死体検案書を取りに伺い、住之江区東加賀屋の長女様の自宅にてお葬式の打ち合わせとなりました。

少し友人関係もお越しになる事も想定し、葬儀プランの見積もりを下記の様にしました。

 

市民葬37.5　　　412,500円
プランに含まれている項目

寝台車【病院〜預かり霊安室】
寝台車【預かり霊安室〜式場】
遺影写真
お棺
通常納棺
仏衣
司会者
セレモニースタッフ
ドライアイス2回
骨箱【本骨箱・胴骨箱】
通夜供養　15個
当日供養　15個
表飾り
後飾りセット
カゴ花1対
仏花
預かり霊安室　2日間
火葬料金　市内料金
役所・斎場手続き

親族一同供花1対    33,000円
洗体 　　　　　　 33,000円
預かり霊安室追加  33,000円
北斎場中2式場　　60,000円
供養品追加50個 　27,500円
食事代は直接料理屋へ
寺院　菩提寺のため不明

総費用　　　　　  599,000円

 

お見積りを終え、死体検案書の原本に故人様と届け出人の詳細を記入して頂き、届け出人様の住所が大阪市住之江区でしたので住之江区役所の戸籍課へ死亡届け（死亡診断書）を行い火葬許可証に変えて頂き、大阪市立北斎場事務所へ向かい式場と火葬の申込みを済ませました。

死体検案書はあらかじめコピーを遺族様の手元に保存して頂き、今後の死亡証明に使用して頂きます。

北斎場中式場の飾りは4時より祭壇とお花を飾りお棺を祭壇前に安置しました。

5時に遺族様が式場入りされ司会者と打合せをおこない、開式前に菩提寺へご挨拶されお待ちになられました。

定刻7時に導師様が式場内へご入場となり枕経並びにお通夜のお勤めを賜りました。
式辞は約40分ほどで閉式となり、導師様退席の後に拝顔され親戚様もお帰りになり、御家族様は北斎場式場親族控室へ宿泊され翌朝まで過ごされました。

翌日は10時30分よりの開式でしたので8時30分にスタッフが式場入りし、司会者と遺族様は指名焼香や弔電の拝読順お食事の数量などを確認して開式までお待ち頂きました。

 

開式の少し前にお寺様へ御布施のご案内をさせて頂き、開式までしばらくお待ちになり定刻10時30分に導師様が式場内へご入場となり開式いたしました。

導師様のお経の中、皆様のお焼香拝受賜り長女、次女夫婦様が立礼に立ち、一般の方々のお焼香が始まりました。

一般のお焼香が終わり、暫くしてからお勤めが終わり、お葬式は閉式となり導師様ご退席の後、お別れの時間となりました。

お別れの際に祭壇や供花のお花を切らせて頂き故人様へ手向けられ、お棺の中はお花畑の様になり棺の蓋を閉じご出棺へ移りました。

お棺は台車へ乗せ北斎場火葬入口まで近親者の手により搬送し、火葬入口にて北斎場遺体専用の台車へ乗せ替え、2階の火葬炉までエレベーターで上がり火葬入場となりました。

北斎場での火葬入場を済まされ収骨までの間、北斎場東側にあるお料理屋ももちどりでお食事を召し上がって収骨までの間お待ちになり、収骨の時間に合わせて北斎場市民休憩室へ戻り炉前にて収骨を行い、再度ももちどりへ戻り初七日法要を行い全ての儀式を終えられお帰りになられました。

 

〇〇家通夜・葬儀スケジュール

通夜の日

4時
北斎場式場内へ祭壇など飾付け

5時
遺族様、北斎場式場入り
司会者と打合せ

6時30分
菩提寺様へご挨拶

7時
通夜　開式

7時30分
通夜　閉式　故人様との対面

北斎場親族控室で宿泊

葬式の日程

8時30分
スタッフ　式場入り
焼香順位・弔電の拝読順・食事の数量の確認

10時
菩提寺様へ御布施の案内

10時30分
お葬式　開式

11時
お葬式　閉式→式場内でお別れ

11時30分
北斎場式場より北斎場へご出棺

11時40分
北斎場へ火葬入場
収骨までお料理屋へ移動食事

14時
北斎場炉前にて収骨

14時15分
お料理屋にて初七日法要

15時
終了

 

この度のお客様が大阪市立北斎場式場を利用された理由

・式場より徒歩で火葬入場が行えること

・無料駐車場があること

・駅から近く交通便が良いこと

・通夜から初七日まで北斎場近隣で全て終えることが出来ること