大阪市生野区の概況

生野区は、大阪市を構成する24行政区のうちの一つです。
隣接自治体、隣接行政区は大阪市の天王寺区、阿倍野区、東成区、東住吉区、平野区と東大阪市です。
人口は126,669人でそのうち男性が60,100人、女性が66,569人です(令和4年7月現在)。
面積は8.37k㎡で、人口密度は15,134人 / k㎡、世帯数は69,046世帯です。

最寄り駅はJR西日本大阪環状線の桃谷駅、寺田町駅、Osaka Metro千日前線の北巽駅、南巽駅、小路駅、近畿日本鉄道奈良線の鶴橋駅、近畿日本鉄道大阪線の鶴橋駅、今里駅などです。

区の花はあじさいです。
区民相互の連帯感や意識の高揚を図り、区民に親しまれる区のシンボルとして制定されました。

区のマスコットキャラクターは「いくみん」です。
広報いくの100号の記念企画で誕生しました。
モチーフは区の花のあじさいで、好奇心旺盛で楽しいことが大好きな性格のあじさいの妖精です。

区名の由来は聖徳太子ゆかりの「生野長者」にちなんで付けられたとされます。
生野長者と呼ばれた、長者の生まれつき言葉をしゃべらない子を聖徳太子に相談したところ、聖徳太子が「私が前世に預けた舎利を返しなさい」と長者の子に話すと、長者の子は3つの舎利を口から吐き出ししゃべれるようになりました。
聖徳太子はその舎利を四天王寺、法隆寺、長者に一つずつ賜り、長者はその舎利を祭るために、舎利尊勝寺という寺を建てました。
当寺は生野区内に現存しています。
また、生野はかつて多くの渡来人が来た際、ブタを飼う技術があったことから「猪飼野(いかいの)」と呼ばれ、それがなまったものとされています。
生野区には、万葉の時代からの歴史や伝承が多く残されています。
帝塚山古墳、茶臼山古墳とともに上町台地上に現存する主要古墳の一つである御勝山古墳は、現在は前方部が道路(勝山通)と勝山南公園になっていますが、後円部は残されています。
大阪市生野区勝山北にある御勝山古墳は、元は「岡山」「丸山」とよばれましたが、慶長19年の大阪冬の陣では徳川秀忠が布陣し勝利、元和元年夏の陣の大坂落城では、徳川秀忠が戦勝の宴を催したことから当時の地名「岡山」を「御勝山」と称するようになったといわれています。
また、中臣氏の祖『大小橋命』の墓であるともいわれています

御勝山古墳附近では縄文時代早期末から前期初頭の土器片が発掘されており、この附近は『勝山遺跡』と名付けられました。
出土した土器片の中には大阪府内では初めてとなるC字形やD字形の爪形文のものや、二枚貝で円弧を描いた条痕文のものがあります。

また、生野区には日本最古の橋と言われるつるのはし史跡公園もあります。
つるのはし史跡公園は、かつて鶴が多数飛来したことから橋の名となりました。一説には、西暦323年に百済川に架設された橋で猪甘津橋の古跡ともいわれ、『日本書紀』仁徳天皇14年11月の条に『猪甘津に橋を為す。即ち、そのところを号けて小橋という』と記され、文献にでている橋では日本最古のものといわれています。

 

大阪市生野区の交通機関

大阪生野区内には、大阪メトロ線・JR線・市営バスなど公共交通機関が充実しており、移動が大変便利です。

鉄道

  • JR西日本大阪環状線
  • 近畿日本鉄道大阪線奈良線

地下鉄

  • OsakaMetro千日前線

市営バス

  • 大阪シティバス
  • いまざとライナー
  • オンデマンドバス (予約型乗り合いバス)

 

大阪市生野区の葬儀・葬式事情

大阪市生野区では、年間約1500件の葬儀が行われています。

大阪市生野区独自の特別な葬儀事情はありませんので、大阪市の葬儀事情がそのまま生野区の葬儀事情となります。

大阪市の葬儀事情は以下の通りです。

大阪市の葬儀では、お通夜行った翌日に告別式・火葬を行うのが一般的です。

大阪市の場合、お通夜閉式後に遺族、親族様が「通夜振舞い」に親しい方に残って頂くことはありますが、一般のお客様が残ることは最近はありません。

大阪市内には公営の火葬場が5か所あり、大阪市民であれば市民料金で使用することができます。

それぞれ式場も併設されており、移動にかかる費用負担がない等とても利便性が高いです。

公営の施設のため、職員への心付けなどは不要です。

また関東などでは「友引」に火葬場が休場になることが多いですが、大阪市内の火葬場は1月1日以外の日は友引でも営業をしています。

葬儀社は専用の斎場予約システムから24時間365日、斎場の空き状況の確認および予約が可能です。

 

大阪市生野区での葬儀の流れ

大阪市生野区での一般的な葬儀の流れを紹介します。

葬儀の流れは大きく「後火葬」と「前火葬」に分かれます。

先にお通夜や告別式を行う「後火葬」に対して、火葬をしてからお通夜や告別式を行うのが「前火葬」です。

大阪市生野区では、主に「後火葬」が行われるため「後火葬」の流れをご紹介します。 

①   安置

亡くなった場所から、自宅または安置施設にお通夜または告別式の日まで安置をします。

②   納棺

故人を棺の中に収めることを納棺と言います。

納棺の際には、故人が生前好きだったものなどを一緒に収めます。

③   お通夜

納棺をしたら、お通夜を行います。

お通夜閉式後に通夜振舞いとして遺族・親族様が通夜料理を召し上るのが一般的ですが、最近ではお通夜を執り行わない一日葬という形式で執り行う方もいます。

④   告別式

お通夜の翌日には告別式を行います。

読経、焼香の後、棺にお花を入れて故人と最後のお別れをした後、出棺となります。

⑤   火葬

葬儀を行った場所から火葬場に移動し、故人を荼毘に付します。

火葬が終了したら、遺族で収骨をし、骨壺にお骨を納めます。

 

大阪市生野区の火葬事情

大阪市生野区には火葬場がありません。

そのため大阪市内にある、下記の公営斎場を使用します。

  • 瓜破斎場(大阪市平野区瓜破東4-4-146)

連絡先:06-6709-0860

  • 小林斎場(大阪市大正区小林東3-12-8)

連絡先:06-6551-0402

  • 鶴見斎場(大阪市鶴見区鶴見1-6-128)

連絡先:06-6912-3038

  • 佃斎場(大阪市西淀川市佃6-4-18)

連絡先:06-6471-1142

火葬場は全て公営の火葬場のため、大阪市民の方は下記の通り、火葬料が低価格になります。

死亡届人の方の住民登録が本市内にある場合、大人(10歳以上)は10,000円、小人(10歳以上)は6,000円、死産児は3,000円です。

市民以外の場合には、大人(10歳以上)は60,000円、小人(10歳未満)は36,000円、死産児は18,000円となります。

霊安室は大阪市民・市民以外の方共に800円です。

安置は火葬式の方のみとなりますので式場の利用の方で大阪市民の方は、通常の6分の1の費用で使用できるため、大阪市民の方は大阪市内の公営火葬場を利用される方が多いです。

大阪市内には、もう一つ民営の火葬場「津守斎場」(大阪市西成区南津守2-4-53)があります。

民営の火葬場のため、公営の火葬場とは火葬料金が異なりますのでご注意ください。

 

大阪市生野区の主な式場

大阪市立鶴見斎場

大阪市生野区の公営の式場はありませんが、生野区で葬儀を行う多くの方は「大阪市立鶴見斎場」を利用されます。

大阪市立鶴見斎場

大阪市立鶴見斎場は、平成16年から18年にかけて全面改装された綺麗で清潔感のある公営斎場です。

式場、待合ロビー、遺族控室、僧侶控室などが完備され、火葬場が併設しておりますので通夜から葬儀、火葬まで移動の手間なく一貫して執り行うことができます。

その他の貸し斎場として下記の式場がございますが、大阪市民葬センターが利用出来る式場で無いことをご了承ください。

  • 生野 ファミリーホール絆:大阪市生野区巽西2丁目12−15
  • サクラホール:大阪市生野区林寺5丁目7-14
  • 宗玄寺家族葬ホール僧伽:大阪市生野区桃谷2丁目12
  • 日本直葬センター生野営業所:大阪市生野区生野東3丁目4−8
  • 家族葬 千の風 生野勝山ホール:大阪市生野区小路東4丁目1−26
  • カトレアホール:大阪市生野区生野西3-7-6

これらの式場は、葬儀以外にも地域のコミュティ会館として様々な用途に使用されています。

 

大阪市生野区の葬儀の風習・しきたり

友引も葬儀を行う

全国的には「友を引く」というイメージから、友引の日は葬儀を避け、火葬場も休場となることが多いです。

中国の六曜の時代に友に引くと言う事で、本来は引き分けという意味ですが、誰かを連れて行くと認識され、縁起が悪いとされました。

しかし大阪市では友引でも火葬場が開いており、友引に葬儀が行われることも珍しくありません。

友引の日に火葬を行う場合には、友の身代わりとして棺に人形(友引人形)を入れるのが特徴です。

 

骨壺が小さめ

関西地域では、すべての遺骨を骨壺に収めないため、関東よりも骨壺が小さめです。

  • キリスト教の骨箱

  • 本骨・胴骨箱4寸・胴骨箱5寸

  • 胴骨箱5寸・総骨箱8寸

※総骨箱は収骨の時にお骨を全て拾われる方のお骨箱です。

  • 神式用の本骨箱

 

大阪市生野区の葬儀費用の相場

当社の大阪市生野区においての葬儀費用相場は約35万円です。

「安すぎないか?」と思った方は、きっと既にインターネットで葬儀を調べていることと存じます。

相場は100万円ぐらいと記載しているウェブサイトを多く見かけますが、本当にそうでしょうか?

葬儀業界は昔から「相場が分かりにくい」「何にいくらがかかっているのか分からない」という不透明な業界です。

その流れから「昔からこうだったから」となんとなくの相場観を持っているのではないでしょうか?

まさしくその「なんとなく」の相場観が、さらに不透明な葬儀業界を形成しています。

昔の相場と今の相場は違います。

昔の葬儀は、参列者をたくさん呼んでもてなして……と100万円を超えるのが当たり前でした。

しかし今はインターネットの普及により、複数社の料金を比べることができること、そして新規参入の葬儀社が低価格プランを打ち出していることなどから、葬儀の価格は下がってきています。

本当に100万円もかかるのか、もしお時間があるなら複数社の見積りを取ることをオススメします。

当社では追加費用の掛からない安心できる葬儀をご提供しておりますので、ご気軽にお問合せください。

葬儀をあげるときの大阪市生野生野区では、亡くなった方が国民健康保険や、会社の社会保険などに加入していた場合、申請により補助金を受けられる制度があります。

どの健康保険に加入していたかによって、申請に必要な書類などが違いますので確認をしましょう。

またいずれも死亡した日から2年以内に自ら申請をしないと、支給されないという点に注意してください。

 

大阪市生野区の葬祭費

大阪市では、国民健康保険に加入している方が亡くなった場合、申請により葬儀を行った方に「葬祭費」が支給されます。

詳細は、亡くなった方の住民票があった区役所保険年金業務担当にお問合せください。

生野区役所保険年金課: 06-6715-9946(保険年金課)

支給額

葬祭費の支給額は50,000円です。

申請方法

亡くなった方の住民票のあった区の区役所保険年金業務担当に申請をします。

申請できる方

葬儀を行った方のみです。

申請に必要なもの

申請に必要なものは以下の通りです。

  • 亡くなった方の保険証
  • 死亡したことが確認できるもの(埋葬許可証・火葬許可証・死亡診断書の写しなど)
  • 申請者が葬儀を行ったことを確認できるもの(葬儀の領収書や、喪主の名前が書かれた会葬礼状など)
  • 申請者の金融機関口座通帳(または葬祭費の振込先口座が分かるもの)
  • 誓約書

※会社などの健康保険や共済組合に加入していた方が、退職後3か月以内に亡くなった場合には、加入していた健康保険などから「埋葬費」が支払われるため、国民健康保険の「葬祭費」は支給されません。

 

埋葬料・埋葬費・家族埋葬料

国民健康保険以外の健康保険に加入していた方が亡くなった場合は「埋葬料」または「埋葬費」が支払われます。

「埋葬料」の補助金

協会けんぽに加入していた方が亡くなった場合には「埋葬料」が支払われます。

また協会けんぽに加入していた方が、扶養していた方が亡くなった場合には「家族埋葬料」が支払われます。

協会けんぽ大阪支部:06-7711-4300

支給額

埋葬料、家族埋葬料の支給額は50,000円です。

入金までの期間

申請から概ね2~3週間ほどで入金されます。

支給対象者

支給対象となるのは、亡くなった方により生計を維持していた方で、埋葬を行う方です。

申請に必要なもの

申請費に必要なものは下記の通りです。

  • 住民票(亡くなった方と申請者が記載されているものでマイナンバーの記載がないもの)
  • (住所が別の場合)定期的な仕送りの事実が分かる預貯金通帳や現金書留封筒の写し
  • (住所が別の場合)亡くなった方が申請者の公共料金などを支払ったことが分かる領収書の写しなど

 

「埋葬費」の補助金

「埋葬費」は「埋葬料」と同じく協会けんぽに加入していた方が亡くなり「埋葬料」を受けられる方がいない場合に、実際に埋葬を行った方に支払われるものです。

支給額

50,000円の範囲内で、実際に埋葬にかかった費用が支払われます。

埋葬にかかった費用とは、霊柩車代や、搬送代、供物代、火葬料、僧侶へのお布施などが対象になります。

これらすべてで50,000円以内に収まることはほとんどないため、50,000円全額支給されることがほとんどです。

支給対象者

実際に埋葬を行った方に支払われます。

申請に必要なもの

埋葬費の申請に必要なものは下記の通りです。

  • 埋葬に要した領収書
  • 埋葬に要した費用の明細書

繰り返しになりますが、いずれも亡くなった日から2年以内で申請をしないと支給されませんので、葬儀が終わったらすぐに申請をすることをオススメします。

 

大阪市生野区の規格葬儀制度について

お葬式

大阪市の「規格葬儀制度」とは?

大阪市では、市民の方の葬儀にかかる費用負担を軽減するため、「規格葬儀制度」を設けています。

規格葬儀とは、指定の葬儀社と大阪市で協定を結び葬儀の費用や内容を取り決めたものです。

規格葬儀を利用できる方

大阪市民の方なら誰でも利用できます。

規格葬儀の利用方法

規格葬儀取扱店の中から選び、直接申し込みます。

規格葬儀の内容

規格葬儀の内容に含まれるものは下記のとおりです。

  • 納棺など遺体の取扱い
  • 棺など葬祭用品
  • 祭壇などの飾り付け
  • 斎場の予約などの事務手続き

規格葬儀に含まれないもの

規格葬儀に含まれないものは下記のとおりです。

必要な場合には、別途費用が掛かります。

  • 読経料
  • 遺影写真
  • 飲食費
  • 式場使用料
  • 会葬礼状など
  • ドライアイスなど
  • 霊柩車、マイクロバス、タクシーなど
  • 火葬料

インターネットの普及により、葬儀費用とその内容の透明化が進んだことから、当社創業時から現在にかけて葬儀費用は下がってきています。

「規格葬儀」が制定されたのは1954年。

戦後の復興をとげ、高度経済成長期の始まるぐらいの年です。

その時代から、現代では葬儀の内容も葬儀費用相場も大きく変わっています。

「市が指定する規格葬儀だから安心」とも言えるかもしれません。

しかし「規格葬儀」に含まれない料金は、各葬儀社の設定する料金となり、透明性は低いです。

そして現代の相場より高いのが大阪の規格葬儀の現実です。

当社では大阪市の規格葬儀を取り扱っていませんが、低価格かつお客様のご要望に応じた様々なプランをご用意しております。

当社では「何にいくらかかるのか」を事前にしっかりご説明し、透明性の高い、低価格かつ安心の葬儀を行っておりますので、ご気軽にお問合せください。

 

大阪市生野区での葬儀事例

大阪市立鶴見斎場内式場での一日葬の葬儀実例

大阪市立鶴見斎場内式場 火葬場 大阪市立鶴見斎場 家族葬 15名

 

大阪市生野区の葬儀をあげられたお客様の声

大阪市立鶴見斎場をご利用されたお客様の声

大阪市立鶴見斎場をご利用されたお客様の声

 

大阪市生野区の病院へお迎えに上がります。対象の病院

  • 共和病院
    病院名:共和病院
    住所:大阪市生野区勝山南4丁目16-10
  • 松崎病院
    病院名:松崎病院
    住所:大阪市生野区新今里7丁目4-8
  • 賛和会記念病院
    病院名:賛和会記念病院
    住所:大阪市生野区巽北3丁目20-29

 

大阪市生野区の法宴料理店

  • 店名:天晴
    住所:大阪市生野区巽北1丁目22-17
    営業時間:10時~19時
    定休日:無し
  • 木曽路
    店名:木曽路 北巽店
    住所:大阪府大阪市生野区巽東3丁目1-8
    営業時間:11時00分~14時30分 17時00分~20時30分
    定休日:無し

 

大阪市生野区のホテル

  • ホテル名:FIVE HOTEL OSAKA
    住所:大阪市生野区桃谷2丁目7-11
  • ホテル大阪
    ホテル名:hotel OSAKA
    住所:大阪市生野区桃谷2丁目2-2
  • ホテルコネクトイン鶴橋
    店名:コネクトイン(CONNECT INN)鶴橋
    住所:大阪市生野区鶴橋1丁目3-1
  • ホテルからなし
    店名:泊まれる植物園 Hostel奈(ホステル からなし)
    住所:大阪市生野区新今里2丁目11-28