堺市運営の堺市立斎場の施設を利用した家族葬の実例

大阪市民葬センターの宇山です。
この記事は3度のご縁を頂きお見送りのお手伝いをさせて頂いた記事になりご参考になればと思います。

夜の20時くらいに連絡をいただき〇〇ですが…

覚えて頂いてますか？と連絡を頂きました。

実は主人の母が亡くなりお葬式をお願いします…と御依頼の連絡でした。

先ず、堺市立斎場予約システムにアクセスして堺市立斎場式場の予約を済ませ、中百舌鳥にある西栄寺泰心館の霊安室桔梗の間を予約しまして、堺市堺区にある朝日病院へお迎えに伺いました。

病院に到着後、病室へお迎えに入り寝台車で霊安室へ搬送しました。

西栄寺泰心館霊安室に到着後に桔梗の間に入り、お身体にドライアイスをあて枕飾りを設置して打合せに入りました。

15名様までの家族葬で執り行われたいとの事ですが、祭壇は寂しくない様にしたい…と当家様の要望で市民葬118プランをお選びになりました。

こちらのプランには供養品、お湯館、通夜料理などがプランに入っており祭壇を出来る限り豪華にされたいとの事でしたので、全て胡蝶蘭に充当して祭壇を造らせて頂くことになりました。
お通夜当日、堺市立斎場第一式場は前日の式場利用が無く15時より式場内へ祭壇と供花の飾付けを行い、16時頃に遺族様に式場へお越しになり少し故人様と対面され司会者と通夜、葬式の打合せに入りました。
翌日の朝までにお決め頂くことは焼香順位・弔電の拝読順・仕上げ料理の数をお決め頂きます。

17時30分くらいに御寺院様が式場へお越しになり、当家様がお寺様にご挨拶されお布施もおさめられました。

定刻18時になりまして、お寺様式場内へご入場と枕経と通夜のお勤めを賜り遺族、親族様のお焼香を済まされ、お通夜は閉式となり閉式後にお寺様より法話を賜り退席されました。

退席の後は故人様との拝顔を済まされ堺市立斎場館内の待合室へ移動され、18時30分から20時30分まで通夜振る舞いを召し上がり皆様で談笑されお過ごしになられました。

20時30分頃に待合室より堺市立斎場第一式場横の親族控室へお戻りになり、夜遅くまでお呑みになり翌朝まで過ごされました。

スタッフが帰える際に21時以降は斎場の規約によりお線香、ローソクを灯す事が出来ないため大阪市民葬センターでは電気、線香ローソクを準備させて頂き少しでもお身体をお休め頂けるように対応させて頂いております。

お葬式当日、堺市立斎場第一式場は12時の開式時間と決まっておりスタッフは10時に式場入りして焼香順位、弔電の拝読順、仕上げ料理の数量を最終確認をさせて頂きます。

開式前に司会者より一日のスケジュールのご説明を済ませ開式を迎えました。

定刻12時よりお寺様式場へご入場頂きお勤めを頂きました。

喪主様よりお焼香を済ませになり30分ほどでお葬式は閉式となりお別れの儀に移りました。

祭壇のお花やお供えのお花を切らせて頂き、故人様へ手向けられお棺の蓋を閉じました。

お棺を近親者の手により柩台車までお手添い頂き、柩台車の先導のもと堺市立斎場へ出棺しました。

堺市立斎場式場よりの出棺の場合、告別室を素通りしてお棺は炉前まで向かいますので式場を出ますとお顔を見たりは出来ない規約になってますので、予め遺族様へお伝えしてご了承頂いてます。

炉前でお別れを済まされ収骨までの１時間30分堺市立斎場館内の待合室で仕上げ料理を召し上がり収骨のお時間に内線でお知らせが入り、堺市立斎場職員が待合室までお迎えに来られ収骨室へご案内しまして遺族様代表で喪主様にお骨迎えしていただき、皆様に収骨室へお入りになりお骨拾いを済まされました。

喪主様がお骨を抱かれ先導で利用した式場へ戻り、初七日法要を執り行い全ての儀式を終えられました。

最後に喪主様より皆様へご挨拶をされ散開となりました。