大阪市立北斎場併設小式場を利用され家族葬を執り行われた実例

大阪市民葬センターの宇山です。この記事は平野区にある瓜破斎場併設式場を希望されましたが、9月末までクーラーの修繕により利用出来ないため、大阪市北区にある北斎場併設式場を利用され家族葬を取り行われたお葬式の費用と流れについて書いた記事になっておりますので、ご参考になればと思います。お電話にて、お葬式をお願いします…と連絡を頂きました。どちらの場所でお葬式を希望されますか？…と伺い、平野区にある市営斎場の瓜破斎場併設式場でお願いしたいのですが…とお返事をいただきました。

クーラーの修理のため9月末まで式場の利用が停止しており…と伝えましたら、北区にも御座いますよね…と聞かれ、大阪市北区長柄西にも御座います…と答え、一度いつ通夜、葬儀が出来るか確認お願いします…と仰られました。
大阪市立斎場予約システムで北斎場のページにアクセスして確認し、2日後にお通夜を執り行える事を伝えましたら、その日程でお願いしますとお葬式のご依頼を頂きました。

自宅で最後を看取られましたので、ドライアイスと枕飾りを準備して阿倍野区阪南町のご自宅へ伺いました。

先ず故人様のお身体を守るためにドライアイスを処置し、枕飾りを設置して喪主様にお線香をあげて頂き打合せに入りました。

お見積りは下記の様になりました。

市民葬27.5　　　　　　302,500円
北斎場小式場使用料　　　30,000円
御寺院　紹介　　　　　 150,000円
真宗大谷派【臨終勤行・通夜・葬儀・式中初七日・法名】
スタッフ   　　　　　　　30,000円

総費用　　　　　　　　512,500円

お通夜前日までは自宅で安置して付き添われ、通夜の前日に故人様を預かり霊安室で冷気をあてる施設まで寝台車で搬送しました。

お通夜当日は、大阪市立北斎場小式場内へ15時より祭壇を設置して、預かり霊安室で白布棺にご納棺し、ドライアイスをあて式場へ寝台車で搬送して祭壇前へお棺を安置しました。

お通夜は19時よりでしたので、お寺様は18時30分頃に北斎場小式場控室へ入られ当家様よりお布施の案内も兼ねてご挨拶されました。

ご挨拶の時に、翌日授かる法名について故人様の人柄や性格などをお寺様へお伝え頂き、翌日に白木の位牌に法名を授かりました。

定刻19時に式場内へ真宗大谷派願行寺様にご入場頂き、臨終勤行並びに通夜のお勤めを賜りました。

式辞は40分ほどで閉式となり、お寺様のお経の間にお焼香をお済ませ頂き、閉式の後は故人様との拝顔のお時間を取り翌朝までゆっくりお過ごしになられました。

翌日のお葬式は13時より開式でしたので、11時頃にスタッフが式場入りして当家様と司会者が打合せに入り、1日のスケジュールの確認などをして開式までお待ち頂きました。

定刻13時にお寺様に式場内へご入場頂き、お葬式のお勤めを賜りました。

暫くして喪主様よりお焼香をお済ませ頂き、あとの親族様もお焼香を済ませお葬式は閉式となり、続いて式中初七日法要のお勤めまでお経を賜りました。

閉式後は、お寺様が式場内から退席され、故人様とのお別れのお時間となりました。

お棺の蓋を開けて祭壇のお花を手向け、副葬品なども納めお棺の蓋を閉じました。

北斎場での出棺の際に、お棺を北斎場火葬入口まで搬送する台車へ乗棺し、近親者の手により北斎場小式場よりご出棺しました。
北斎場火葬入口にて北斎場遺体搬送の台車へお棺を載せて御遺体専用エレベーターで2階の火葬炉へ上がり、親族様はエスカレーターで上がり火葬入場となりました。

北斎場での入場は、お焼香でお別れを済ませお棺の炉の中へ収まりました。

入場から収骨までは約2時間ほど掛かりますので北斎場市民休憩室で待機され、2時間後に収骨を行いお帰りになられました。

この度の家族葬のスケジュールは下記の様に進みました。

通夜

15時　　　北斎場小式場内へ飾付け
17時　　　遺族様北斎場小式場入り
17時30分 司会者と打合せ
18時30分 お寺様へご挨拶
19時　　　通夜　開式
19時30分 通夜 閉式

お葬式

11時　　　スタッフ式場入り
11時30分 お葬式打合せ
13時        葬儀　開式・式中初七日法要
13時35分 閉式【式場内でお別れ】
13時50分 北斎場へ出棺
14時        北斎場　火葬入場
16時        北斎場にて収骨
16時15分 全ての儀式　終了散開