大阪市立北斎場を葬祭扶助でご利用されお見送りになられた葬儀実例

大阪市民葬センターの宇山です。

この記事は、故人様が生活保護を受けておられ身内がおらず、施設長が葬祭扶助の申請人となりまして葬祭扶助の申請を行い、福祉葬でお葬式を執り行ったものとなります。福祉葬の一連の流れを記事にしておりますので、ご参考になればと思います。

施設長より「施設に入所されている方が亡くなりましたので、お葬式をお願いします…」とお電話にて連絡をいただきました。

「施設での安置が出来ないため、預かり霊安室へ搬送お願いします…」と言う事で、施設へ寝台車と共にお迎えに上がり、霊安室へ搬送しました。

搬送日が土曜日ということで、週明けの月曜日に都島区役所のケースワーカーへ連絡を入れ、施設長が喪主という形で葬祭扶助の申請を行い、福祉葬の認可を取りましてお葬式を執り行う事になりました。

大阪市都島区役所１階の戸籍課にて死亡届出（死亡診断書）を行い、火葬許可証を受け取り、３階の生活支援課で葬祭券を受け取りまして、大阪市立北斎場事務所で福祉葬の申込み手続きを行いました。

葬祭扶助のお葬式前日に故人様をお棺へ納棺した状態で北斎場霊安室へ寝台車で搬送し、北斎場霊安室で安置しました。

福祉葬当日は、身内がいらっしゃらないため施設長がお別れにお見えになり、火葬入場を執り行い、滞りなく終えました。

お骨は、身内がいらっしゃらないため北斎場保管になっており、8月を2回迎えるまで北斎場の方でお骨を預かっていただきます。万一親族様がお骨を引取りたいと言う事になりましても、都島区役所生活支援課を訪ね「遺骨引き渡しの手続き」をする事によりお骨を迎える事が出来ます。