住吉大社

大阪市住吉区の概況

大阪市住吉区は、政令指定都市である大阪市にある24の構成区の1つで、大阪市の最南部に位置しています。

東は東住吉区及び阿倍野区、北は阿倍野区、西は住之江区、南は大和川を介して堺市に隣接する区であり、面積は約9.34平方キロメートルを有する行政区です。

区の花はカキツバタです。
昔は花汁を染料に用いたといわれ、古い歴史と文化のあるまちにふさわしい花として昭和62年7月に住吉区の花に選ばれました。
住吉大社の南東、細江川北岸・浅沢神社周辺は平安の昔からかきつばたの名所として知られています。
「住吉の浅沢小野のかきつばた衣に摺りつけ着む日知らずも」 (万葉集 作者不明)
「いかにして浅沢沼のかきつばた紫ふかくにほひ染めけん」 (藤原定家)と、歌にも詠まれています。

ご当地マスコットキャラクターは「すみちゃん」です。
広報すみよし平成18年11月号で住吉区マスコットキャラクターを募集し、111点の応募作品の中から平成19年3月に誕生しました。
住吉区の花「かきつばた」をモチーフにデザインされており、花と緑と潤いのあるまちへの願いが込められています。

最寄駅はJR西日本阪和線の長居駅、我孫子町駅、杉本町駅、南海電気鉄道南海本線の粉浜駅、住吉大社駅、高野線の帝塚山駅、住吉東駅、沢ノ町駅、我孫子前駅、阪堺電気軌道阪堺線の塚西停留場、東粉浜停留場、住吉停留場、Osaka Metro御堂筋線の永井駅、我孫子駅などです。

総人口数は令和4年6月1日現在、151,821人です。その内男性は70,389人、女性は81,432人であり、女性の割合が高いです。
世帯数は78,842世帯であり、1世帯当たりの人員は1.93となります。
区の面積は面積9.34k㎡で、人口密度は16,151です。

その地名は長い歴史を持っており、住吉津(すみのえのつ)を護る住吉大社にちなんでいます。
住吉は平安時代頃までは「すみのえ」と呼ばれ、万葉集にも登場します。
現在は住吉、住之江、墨江が別の地域名となっていますが、元は住吉の読みの「すみのえ」の異表記です。
住吉津は古代日本に存在した港です。
上町台地の南西端、現在の大阪府大阪市住吉区を西流する細江川の河口に形成されており、住吉の細江と呼ばれる入江にありました。

道路網として、主に南北方向にあべの筋及びあびこ筋、東西方向に長居公園通及び南港通などが走っています。
鉄道網としては、Osaka Metro御堂筋線、JR阪和線、南海高野線、阪堺電軌上町線・阪堺線が走っており、難波・天王寺等の大阪中心部へは15分程度で行くことができます。
平成18年にはJR阪和線の高架化が完了しました。
区の大部分が住宅地域であり都心部への接近性に優れていることから、主に大阪市のベッドタウンと位置付けられています。

区内には大阪市立大学の他、高等学校7校、中等教育学校1校、中学校12校、小学校16校、特別支援学校1校、専修学校1校、幼稚園15園が存在します。

観光名所として住吉大社や川端康成文学碑、初辰参りの福を呼ぶ猫があります。

大阪市住吉区の交通機関

大阪市住吉区内には、大阪メトロ線・JR・市営バスなど公共交通機関が充実しており、移動が大変便利です。

地下鉄

  • 大阪メトロ御堂筋線

JR

  • JR阪和線

その他

  • 南海本線
  • 高野線
  • 阪堺線
  • 上町線

市営バス

  • 大阪シティバス

 

大阪市住吉区の葬儀・葬式事情

大阪市住吉区では、年間約1700件の葬儀が行われています。

大阪市住吉区独自の特別な葬儀事情はありませんので、大阪市の葬儀事情がそのまま住吉区の葬儀事情となります。

大阪市の葬儀事情は以下の通りです。

大阪市の葬儀では、お通夜行った翌日に告別式・火葬を行うのが一般的です。

大阪市の場合、お通夜閉式後に遺族、親族様が「通夜振舞い」に親しい方に残って頂くことはありますが、一般のお客様が残ることは最近はありません。

大阪市内には公営の火葬場が5か所あり、大阪市民であれば市民料金で使用することができます。

それぞれ式場も併設されており、移動にかかる費用負担がない等とても利便性が高いです。

公営の施設のため、職員への心付けなどは不要です。

また関東などでは「友引」に火葬場が休場になることが多いですが、大阪市内の火葬場は1月1日以外の日は友引でも営業をしています。

葬儀社は専用の斎場予約システムから24時間365日、斎場の空き状況の確認および予約が可能です。

大阪市住吉区での葬儀の流れ

大阪市住吉区での一般的な葬儀の流れを紹介します。

葬儀の流れは大きく「後火葬」と「前火葬」に分かれます。

先にお通夜や告別式を行う「後火葬」に対して、火葬をしてからお通夜や告別式を行うのが「前火葬」です。

大阪市住吉区では、主に「後火葬」が行われるため「後火葬」の流れをご紹介します。

① 安置

亡くなった場所から、自宅または安置施設にお通夜または告別式の日まで安置をします。

② 納棺

故人を棺の中に収めることを納棺と言います。

納棺の際には、故人が生前好きだったものなどを一緒に収めます。

③ お通夜

納棺をしたら、お通夜を行います。

お通夜閉式後に通夜振舞いとして遺族・親族様が通夜料理を召し上るのが一般的ですが、最近ではお通夜を執り行わない一日葬という形式で執り行う方もいます。

④ 告別式

お通夜の翌日には告別式を行います。

読経、焼香の後、棺にお花を入れて故人と最後のお別れをした後、出棺となります。

⑤ 火葬

葬儀を行った場所から火葬場に移動し、故人を荼毘に付します。

火葬が終了したら、遺族で収骨をし、骨壺にお骨を納めます。

 

大阪市住吉区の火葬事情

大阪市住吉区には火葬場がありません。

住吉区で葬儀を行われる方の多くは「堺市立斎場」や「瓜破斎場」を使用されます。

堺市立斎場

大阪市立瓜破斎場

ただし「堺市立斎場」は堺市民でない場合、費用が高くなってしまうので、注意が必要です。

大阪市内にある公営斎場と住吉区に近い斎場を記載します。

  • 堺市立斎場(大阪府堺市堺区田出井町4-1)

連絡先:072-228-0167

  • 瓜破斎場(大阪市平野区瓜破東4-4-146)

連絡先:06-6709-0860

  • 小林斎場(大阪市大正区小林東3-12-8)

連絡先:06-6551-0402

  • 北斎場(大阪市北区長柄西1-7-13)

連絡先:06-6351-3042

  • 鶴見斎場(大阪市鶴見区鶴見1-6-128)

連絡先:06-6912-3038

  • 佃斎場(大阪市西淀川市佃6-4-18)

連絡先:06-6471-1142

これらの大阪市内の斎場は大阪市民の方は下記の通り、火葬料が低価格になります。

火葬料は故人または喪主が大阪市民の方の場合、大人(10歳以上)は10,000円、小人(10歳以上)は6,000円、死産児は3,000円です。

市民以外の場合には、大人(10歳以上)は60,000円、小人(10歳未満)は36,000円、死産児は18,000円となります。

霊安室は大阪市民・市民以外の方共に800円です。

大阪市民の方は、通常の6分の1の費用で使用できるため、大阪市民の方は大阪市内の公営火葬場の利用がオススメです。

大阪市内には、もう一つ民営の火葬場「津守斎場」(大阪市西成区南津守2-4-53)があります。

民営の火葬場のため、公営の火葬場とは火葬料金が異なりますのでご注意ください。

 

大阪市住吉区の主な式場

月江院

大阪市住吉区には、公営の式場として「月江院」があります。

月江院会館

月江院会館は曹洞宗の寺院ですが、一日葬や家族葬、一般葬まで幅広く葬儀を執り行えます。

最寄りの長居駅からは徒歩10分ほどの場所にあり、駐車場も広い為、車でも電車でもアクセスが良いです。

月江院会館には火葬場がありませんが、それ以外の安置から初七日法要までを執り行う事ができます。

 

瓜破斎場

大阪市住吉区の公営の式場は「月江院会館」のみですが、「瓜破斎場」を利用される方もいます。

大阪市立瓜破斎場

瓜破斎場は平成7年に全面改修され、比較的新しく、清潔感のある公営斎場です。

安置からお骨上げまで全て執り行えるため、多くの方に選ばれています。

式場と火葬場が同斎場内にあり、移動の時間も少ない為、高齢の方にお身体へのご負担も軽減出来る施設となっております。

知名度も高く多くの方にご利用頂いてる施設です。

 

その他の貸し斎場として下記の式場がございますが、大阪市民葬センターが利用出来る式場で無いことをご了承ください。

  • 白善社ホール 大阪府大阪市住吉区上住吉1丁目2−6
  • 家族葬ホールサライ 大阪府大阪市住吉区長居3丁目11−4
  • 宮本葬祭 大阪府大阪市住吉区我孫子西2丁目11−16
  • ライフガーデンすみよしホール 大阪府大阪市住吉区山之内5丁目3−43 八光社
  • 敬愛シビックホール帝塚山 大阪府大阪市住吉区万代3丁目11−6 敬愛シビックホール帝塚山
  • 我孫子大阪祭典ファミリーホール 大阪府大阪市住吉区我孫子東2丁目1−4
  • ベルコ シティホール我孫子 大阪府大阪市住吉区我孫子東3丁目1−7 シティホール我孫子
  • 日新葬祭ファミリーホール 大阪府大阪市住吉区山之内1丁目12−2
  • 和会館 大阪府大阪市住吉区山之内4丁目3

これらの式場は、葬儀以外にも地域のコミュティ会館として様々な用途に使用されています。

 

大阪市住吉区の葬儀の風習・しきたり

友引も葬儀を行う

全国的には「友を引く」というイメージから、友引の日は葬儀を避け、火葬場も休場となることが多いです。
中国の六曜の時代に友に引くと言う事で、本来は引き分けという意味ですが、誰かを連れて行くと認識され、縁起が悪いとされました。

しかし大阪市では友引でも火葬場が開いており、友引に葬儀が行われることも珍しくありません。

友引の日に火葬を行う場合には、友の身代わりとして棺に人形(友引人形)を入れるのが特徴です。

骨壺が小さめ

関西地域では、すべての遺骨を骨壺に収めないため、関東よりも骨壺が小さめです。

  • キリスト教の骨箱

  • 本骨・胴骨箱4寸・胴骨箱5寸

  • 胴骨箱5寸・総骨箱8寸

※総骨箱は収骨の時にお骨を全て拾われる方のお骨箱です。

  • 神式用の本骨箱

 

大阪市住吉区の葬儀費用の相場

当社の大阪市住吉区においての葬儀費用相場は約35万円です。

「安すぎないか?」と思った方は、きっと既にインターネットで葬儀を調べていることと存じます。

相場は100万円ぐらいと記載しているウェブサイトを多く見かけますが、本当にそうでしょうか?

葬儀業界は昔から「相場が分かりにくい」「何にいくらがかかっているのか分からない」という不透明な業界です。

その流れから「昔からこうだったから」となんとなくの相場観を持っているのではないでしょうか?

まさしくその「なんとなく」の相場観が、さらに不透明な葬儀業界を形成しています。

昔の相場と今の相場は違います。

昔の葬儀は、参列者をたくさん呼んでもてなして……と100万円を超えるのが当たり前でした。

しかし今はインターネットの普及により、複数社の料金を比べることができること、そして新規参入の葬儀社が低価格プランを打ち出していることなどから、葬儀の価格は下がってきています。

本当に100万円もかかるのか、もしお時間があるなら複数社の見積りを取ることをオススメします。

当社では追加費用の掛からない安心できる葬儀をご提供しておりますので、ご気軽にお問合せください。

 

葬儀をあげるときの大阪市住吉区の補助金について

お布施

大阪市住吉区では、亡くなった方が国民健康保険や、会社の社会保険などに加入していた場合、申請により補助金を受けられる制度があります。

どの健康保険に加入していたかによって、申請に必要な書類などが違いますので確認をしましょう。

またいずれも死亡した日から2年以内に自ら申請をしないと、支給されないという点に注意してください。

大阪市住吉区の葬祭費

大阪市では、国民健康保険に加入している方が亡くなった場合、申請により葬儀を行った方に「葬祭費」が支給されます。

詳細は、亡くなった方の住民票があった区役所保険年金業務担当にお問合せください。

住吉区役所保険年金担当:06-6694-9946

支給額

葬祭費の支給額は50,000円です。

申請方法

亡くなった方の住民票のあった区の区役所保険年金業務担当に申請をします。

申請できる方

葬儀を行った方のみです。

申請に必要なもの

申請に必要なものは以下の通りです。

  • 亡くなった方の保険証
  • 死亡したことが確認できるもの(埋葬許可証・火葬許可証・死亡診断書の写しなど)
  • 申請者が葬儀を行ったことを確認できるもの(葬儀の領収書や、喪主の名前が書かれた会葬礼状など)
  • 申請者の金融機関口座通帳(または葬祭費の振込先口座が分かるもの)
  • 誓約書

※会社などの健康保険や共済組合に加入していた方が、退職後3か月以内に亡くなった場合には、加入していた健康保険などから「埋葬費」が支払われるため、国民健康保険の「葬祭費」は支給されません。

埋葬料・埋葬費・家族埋葬料

国民健康保険以外の健康保険に加入していた方が亡くなった場合は「埋葬料」または「埋葬費」が支払われます。

「埋葬料」の補助金

協会けんぽに加入していた方が亡くなった場合には「埋葬料」が支払われます。

また協会けんぽに加入していた方が、扶養していた方が亡くなった場合には「家族埋葬料」が支払われます。

協会けんぽ大阪支部:06-7711-4300

支給額

埋葬料、家族埋葬料の支給額は50,000円です。

入金までの期間

申請から概ね2~3週間ほどで入金されます。

支給対象者

支給対象となるのは、亡くなった方により生計を維持していた方で、埋葬を行う方です。

申請に必要なもの

申請費に必要なものは下記の通りです。

  • 住民票(亡くなった方と申請者が記載されているものでマイナンバーの記載がないもの)
  • (住所が別の場合)定期的な仕送りの事実が分かる預貯金通帳や現金書留封筒の写し
  • (住所が別の場合)亡くなった方が申請者の公共料金などを支払ったことが分かる領収書の写しなど

「埋葬費」の補助金

「埋葬費」は「埋葬料」と同じく協会けんぽに加入していた方が亡くなり「埋葬料」を受けられる方がいない場合に、実際に埋葬を行った方に支払われるものです。

支給額

50,000円の範囲内で、実際に埋葬にかかった費用が支払われます。

埋葬にかかった費用とは、霊柩車代や、搬送代、供物代、火葬料、僧侶へのお布施などが対象になります。

これらすべてで50,000円以内に収まることはほとんどないため、50,000円全額支給されることがほとんどです。

支給対象者

実際に埋葬を行った方に支払われます。

申請に必要なもの

埋葬費の申請に必要なものは下記の通りです。

  • 埋葬に要した領収書
  • 埋葬に要した費用の明細書

繰り返しになりますが、いずれも亡くなった日から2年以内で申請をしないと支給されませんので、葬儀が終わったらすぐに申請をすることをオススメします。

 

大阪市住吉区の規格葬儀制度について

お葬式

大阪市の「規格葬儀制度」とは?

大阪市では、市民の方の葬儀にかかる費用負担を軽減するため、「規格葬儀制度」を設けています。

規格葬儀とは、指定の葬儀社と大阪市で協定を結び葬儀の費用や内容を取り決めたものです。

規格葬儀を利用できる方

大阪市民の方なら誰でも利用できます。

規格葬儀の利用方法

規格葬儀取扱店の中から選び、直接申し込みます。

規格葬儀の内容

規格葬儀の内容に含まれるものは下記のとおりです。

  • 納棺など遺体の取扱い
  • 棺など葬祭用品
  • 祭壇などの飾り付け
  • 斎場の予約などの事務手続き

規格葬儀に含まれないもの

規格葬儀に含まれないものは下記のとおりです。

必要な場合には、別途費用が掛かります。

  • 読経料
  • 遺影写真
  • 飲食費
  • 式場使用料
  • 会葬礼状など
  • ドライアイスなど
  • 霊柩車、マイクロバス、タクシーなど
  • 火葬料

インターネットの普及により、葬儀費用とその内容の透明化が進んだことから、当社創業時から現在にかけて葬儀費用は下がってきています。

「規格葬儀」が制定されたのは1954年。

戦後の復興をとげ、高度経済成長期の始まるぐらいの年です。

その時代から、現代では葬儀の内容も葬儀費用相場も大きく変わっています。

「市が指定する規格葬儀だから安心」とも言えるかもしれません。

しかし「規格葬儀」に含まれない料金は、各葬儀社の設定する料金となり、透明性は低いです。

そして現代の相場より高いのが大阪の規格葬儀の現実です。

当社では大阪市の規格葬儀を取り扱っていませんが、低価格かつお客様のご要望に応じた様々なプランをご用意しております。

当社では「何にいくらかかるのか」を事前にしっかりご説明し、透明性の高い、低価格かつ安心の葬儀を行っておりますので、ご気軽にお問合せください。

 

大阪市住吉区での葬儀事例

住吉区|月江院をご利用になられての家族葬のお葬式実例

 

大阪市住吉区の葬儀をあげられたお客様の声

月江院会館をご利用されたお客様の声

月江院会館をご利用されたお客様の声

 

大阪市住吉区の病院へお迎えに上がります。対象の病院

  • 病院名:大阪府立急性期・総合医療センター
    住所:大阪府大阪市住吉区万代東3丁目1−56
  • 病院名:あびこ病院
    住所:大阪府大阪市住吉区我孫子3丁目3-20
  • 病院名:阪和記念病院
    住所:大阪府大阪市住吉区苅田7丁目11-11

 

大阪市住吉区の法宴料理店

  • 店名:すし半 住吉店
    住所:大阪府大阪市住吉区南住吉1丁目26−13
    営業時間:平日11:00~15:30 17:00~22:00 土日祝11:00~22:00

  • 店名:海鮮和食 いわし亭 杉本町店
    住所:大阪府大阪市住吉区山之内3丁目3−6
    営業時間:11:30~14:00 16:30~21:30

 

大阪市住吉区のホテル

  • ホテル名:長居パークホテル
    住所:大阪府大阪市住吉区長居2丁目13−13 長居パークホテル

  • 店名:サワノチョウハウス
    住所:大阪府大阪市住吉区殿辻2丁目5−10