堺市立斎場第一式場 市民葬68.8 親族13名 一般15名

（7月1日・堺市立斎場第一式場・市民葬68.8・親族13名・一般15名）

ご家族様からは、

「堺市立斎場でのお葬式をお願いします」

と最初のご連絡を頂きました。

病院からご自宅へは戻られないとのことで、霊安室を手配し、まずは故人様を病院までお迎えに上がりました。

お打ち合わせの際には、喪主様が若い頃にご両親が離婚され、お母様に育てて頂いたお話をお伺い致しました。

喪主様は、後悔したくないという思いから市民葬「68.8」プランで大きめのお見送りを希望され、葬儀プランが決まりました。

また、自営業をされていらっしゃるため、仕事上の交友関係が広いとのことですが、今回は近い方だけお参りに来て頂こうと思っています、とのお考えもお伝え頂きました。

お打ち合わせが終わりましたら、死亡診断書をご記入頂き、堺市北区役所に提出して火葬許可証に変え、堺市斎場にて式場と火葬の申込みを済ませました。

また、喪主様は24時間付添える霊安室を選ばれたため、故人様と喪主様とお姉様は、お通夜まで3人のお時間を大切に過ごされました。

お打ち合わせの翌日がお通夜となります。

霊安室から堺市斎場の準備室へ故人様を搬送し、御納棺となりました。

その際に、故人様に旅装束をお着せしてドライアイスを充てさせて頂きました。

ご家族様は17時に式場へお越し頂き、司会者と打ち合わせが終わりましたら、セレモニーレディが館内について説明し、皆様お通夜開式までお過ごしになられました。

定刻19時より開式。コロナ禍のために弔問をご遠慮された方よりお供えの供花を頂き、式場の舞台の上はお花で埋め尽くされ、とても華やかなお式となりました。

お通夜は滞りなく終了し、当家様は親族控室にてお持ち込みのお食事をとられました。

こちらの施設は、21時以降、線香・ローソクを灯せないので、大阪市民葬センターにて準備させて頂きました電気線香・電気ローソクをお渡しし、翌朝までご供養して頂きました。

お葬式当日。

開式の2時間ほど前にスタッフが式場入りし、司会者と喪主様にて一日の流れなど再度確認致しました。

開式までは、皆様のスマートフォンにて集合写真を撮影するお手伝いをさせて頂きました。

定刻よりお葬式開式。

ご家族様、ご親族様のお焼香を拝受し、続いて繰上げの初七日法要のお勤めも賜り、滞りなく閉式となりました。

その後はお別れの儀に移ります。

祭壇やお供えのお花を故人様に手向けて頂き、故人様が大好きだったアンパンを喪主様やご親族様でお持ちになり、30個ほどあるアンパンをお棺の中へ納め、

「これだけあれば満足やろー」

と皆様が故人様にお声掛けされ、喪主様も涙されておりました。
お時間になりまして御閉棺となり、近親者の手に抱かれ柩台車に上棺し、隣にある堺市立斎場へ出棺となりました。

火葬場入場の後、皆様は館内の待合室へ移動し、お食事を召し上がりつつお骨拾いのお時間までお待ちになられました。

お時間になりますと、斎場職員がお部屋までお迎えに上がります。

館内の収骨室へ案内されたご家族様が、お骨拾いをすまされ、儀式は全て終了となり、皆様お荷物をまとめお帰りになられました。

最後に、当家様より

「本当にわからないことだらけでしたが親切に対応して頂き、母も喜んでいると思います」

とのお言葉を頂き、お見送りさせて頂きました。

当社は、コロナ禍の中でも、故人様をお見送りしたいご家族様のお気持ちを大事に、諸々を手配させて頂きます。

どうぞお心の内をご相談いただければと思います。