お葬式に実際にかかった総額費用もご案内

大阪市立瓜破斎場で福祉葬のお葬式実例

葬儀実例の詳細

利用プラン 生活保護葬(福祉葬・民生葬)負担額0円
葬儀形態
会葬者 3名
宗教 無宗教
式場


お葬式の費用内訳

プラン内容

※こちら横にスライドしてご覧いただけます

項目 内容 項目 内容
祭壇 寺院用具
高級布棺 受付用具
骨壺 骨壺 焼香用具
仏衣 白装束(並) ドライアイス 日数分
枕飾り 線香・ローソク(巻線香・電気ローソク) 位牌
寝台車 病院~当社提携霊安室 寝台車 当社提携霊安室~大阪市立瓜破斎場へ火葬入場
位牌 お預かり霊安室 日数分
遺影写真 名貴
式進行 案内看板
セレモニー
アシスタント
火葬料金 含む
運営スタッフ 1名 出棺用花束 花束
手続き代行 役所にて福祉の認可手続き、大阪市立瓜破斎場火葬申込み 自宅用花かご


小計①(葬儀社へ支払い)プラン費用:0円(税込)

追加費用内訳

項目 内容 金額


小計②追加費用:合計0円(税込)

総費用合計(小計①+小計②):0円(税込)

お葬式のご依頼から終了までの流れ

大阪市民葬センターの宇山です。
今回のご依頼は、故人様の内縁の奥様の娘様からのご依頼でございました。

故人様と内縁の奥様とお二人とも生活保護を受けておられるということで、福祉葬のご相談でございました。

故人様と内縁の奥様は「内縁」ということは、もちろん籍は、はいっておりませんので、基本的には他人として見られてしまいます。

内縁関係(同居者)で死亡届を提出するには、現住所が同じである必要があるので、何らかの理由で住所変更を行うことができない場合を除いて、現住所を同じにしておくとよいでしょう。
※現住所が異なる場合は同居者として死亡届は提出できませんので、その折は、同じ現住所にするための手続きから行うこととなります。

この記事をご覧になられているほとんどの方はご存じないことだと思いますが、死亡届を出すにあたりいろいろと条件があります。
条件を以下に簡単にまとめてみました。
1.同居の親族(6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族)
2.同居してない親族(6親等内の血族、配偶者、3親等内の姻族)
3.同居者(内縁関係(現住所が同じである))←今回のケース
4.家主(賃貸アパートやマンションの大家)
5.地主(賃貸アパートやマンションの大家)
6.家屋管理人(賃貸アパートやマンションの大家、民間病院なら病院長)
7.土地管理人(賃貸アパートやマンションの大家)
8.公設所の長(市立病院なら病院長)
9.後見人(家庭裁判所より許可を受けたもの)
10.保佐人(家庭裁判所より許可を受けたもの)
11.補助人(家庭裁判所より許可を受けたもの)
上から順に届け出義務があります。

今回は、現住所が同じではなかったので、先ずは、故人様と内縁の奥様と同じ住所にするための引っ越しの手続きから行いました。

その後、無事、死亡届が受理され火葬許可証を発行して頂きました。

また、生活支援課より葬祭扶助の決定もいただきまして、葬祭券を発行して頂きました。

しかし、この度のお葬式は内縁の奥様と、その娘さま、そしてそのお子様だけでのお見送りとなり、故人様の血縁(親族)の方がいらっしゃらないお葬式となります。

こういったケースの場合、基本的にはご収骨ができません。

後日、連絡のついたご親族様が、ご遺骨を引き取りに来る可能性があるからです。

以上の理由から、一旦は火葬した火葬場での斎場保管という形をとります。

その期間は火葬場にもよりますが、大阪市立斎場の場合は、8月末を起点に考え8月末の時点で一年間の保管が完了した場合は、ご親族様以外の方でもご遺骨を引き取ることが可能となります。

この度のお葬式に際しては以上の理由を申し上げ、ご収骨ができないこと、お骨の返還時期についてご納得いただきました。

火葬は、ご依頼いただいた翌日になりました。

故人様は朝マックがお好きだったとのことで、ドライブスルーで買ってこられたセットをお棺の中に納められ、そして、お気に入りだった洋服や、お菓子、ジュース等の副葬品を納め、火葬入場となりました。

その日、ご収骨はできませんので、入場後、諸式すべて終了となりご解散のはこびとなりました。

色々な理由があり内縁関係でおられるご夫婦も多いかと存じますが、この度のお葬式のケースのように、入籍されていない、内縁関係では、長年、生活を共にされた夫(妻)のご収骨ができないことがございます。

もしもこの記事をご覧になられて思うところがあるのなら、一度お考えになられても良いかもしれません。

少しでも後悔のないお葬式を送るために。

大阪市民葬センターでは皆様からのご相談を随時受け賜っております。