大阪市立北斎場の施設式場を利用され宗教者を招かずにお見送りになられた実例

大阪市民葬センターの宇山です。この記事はお父様が亡くなりお母様と長男様、お二人でお見送りになられたお葬式の流れと葬儀費用について記事にしております。ぜひ、ご参考にして頂ければと思います。

お電話にて、お葬式をお願いします…と連絡をいただきました。

北斎場の式場を利用して火葬の前に少し家族だけの時間を取り見送りたい…とご要望があったため、大阪市立斎場予約システムにアクセスして北斎場の式場と火葬の予約を取り病院までお迎えにあがりました。

自宅へ安置はせずお葬式当日まで預かり霊安室で安置し、当日、少し家族だけの時間を設けて火葬を行いたいというご要望があったため、済生会野江病院へお迎えにあがり西成区にある預かり霊安室へ搬送してロビーでお葬式の打合せに入りました。

特に宗教者を招かずに生花祭壇を組んで、火葬の前に少し時間を取りお見送りしたいと言われましたので、見積もりは下記のようになりました。

市民葬19.8　　　　  　　217,800円
北斎場中式場1日料金　　 20,000円
アシスタント案内係　　　15,000円
預かり霊安室追加　　　　11,000円
総費用　　　　　　　　 263,800円

その後、死亡診断書の届け出人として故人様の奥様がなり故人様の詳細を記入され、死亡場所と届け出人の住所が大阪市鶴見区でしたので鶴見区役所の戸籍課へ死亡届け（死亡診断書）を行い火葬許可証に変えて頂きました。

本来は大阪市立鶴見斎場の施設を利用してお見送りする予定でしたが、コロナ感染者で死亡された火葬を行うために一般の火葬枠が少なくなっているため混雑しており、北斎場の施設の方が日程が早く執り行えるため大阪市立北斎場へ場所を変更されました。

北斎場式場でのお葬式当日は朝9時より式場内へ生花祭壇を飾り、10時頃に遺族様に北斎場式場へお越し頂き案内係と1日のスケジュールを打合せし、お別れのお時間まで家族様で過ごされました。

宗教者を招かずに送って欲しいという故人様の遺言のとおりに進行し、13時30分頃からお焼香をして頂きお別れの儀へ移りました。

祭壇のお花を切り故人様へ手向けられ大好きな饅頭も入れお棺の蓋を閉じました。

その後北斎場火葬入口まで台車に棺を乗せて搬送し、北斎場火葬入口で専用の台車へ棺を乗せ替えて遺体専用エレベーターで2階へあがり、北斎場へ火葬入場となりました。

火葬入場を済まされた後、収骨までの2時間ほどは外へ出られ、収骨のお時間に合わせて北斎場市民休憩室へ戻り、お骨拾いを済まされお帰りになられました。